ドラマーはステージ上の様々なハプニングも把握して
その状況を「いかに被害を減らして、お客さん側に分からないようにするか」
結構、重要なポジションだったりします。
シチュエーション別に、自らの経験から
ステージで起こった「大事件」の回避法を提案していきたいと思います☆
恐怖!ボーカルさんがうっかり違う展開で歌ってしまった!!
ボーカルさんが、2回繰り返す所を1回にしちゃったり、違う展開を歌い始めちゃった場合ですね。
これらハプニングに関しては、事前に話し合っておくのが良いと思います。
バンドの曲調によってもケースバイケース。
しかも違う展開で歌い始めちゃった時は、少し頭を使うしかないです(後で書きます!)
ちなみに私は、歌が繰り返しを忘れちゃった場合は、
2小節経過しても気づかなかったら、極力にボーカルに合わせちゃってます。
で、その空気を感じ取った「弦楽器部隊」が知らない顔で合わせてくれています。
しかし、2小節以内でボーカルが気づいて戻ってきてくれたら
そのまま知らない顔で通常通りに進めていってます。
もちろん、当日のテンションの関係で「うっかり間違えちゃった」って例も多いのですが、比較的スタジオでの練習時にも同じ場面に遭遇する事も。
その為、もしもスタジオで2回位同じ場所で間違えてしまったら
「もしも、ライブでも1回になっちゃったらどうするか」っていうのを話し合って、
対策案を決めておくと、意外にあわてずにすみます。
しかもボーカルさんもちゃんと気にしてくれます☆
ちなみに、歌が違う展開に行ってしまった時は??
今まで経験した中で、早めにエンディングに向かっちゃった場合が多いです。
これも「どの展開部分に行ったか」によって対策案が変わっていきますww
エンディングに向かっちゃった場合は、もうその流れに乗って「曲終了ー!」にするのが一番被害が少ないですが・・・
エンディングじゃない、真ん中に戻っちゃったとかになった場合は
「大惨事」の予感が訪れてきます。ひゃーーーーーー。
....なんとか回避したい・・・
曲が止まってしまう事を!!!
個人的にどおおおしても、曲が途中で止まってしまう事と
その後に来る客席から聞こえる
「ヒューーーーッ!!」って歓声みたいのが苦手で、ホントそれだけは避けたい。
パート全員がごっちゃりと迷走してしまった時は、もう・・・ドラムが立て直すしかない!!
とにかく、この時は「テレパシーは存在する!」と信じて、アイコンタクトを試みるのみ。
みんなで同じフレーズを弾き続けちゃったりしてると、おのずとメンバーの視線はドラムに。
よし・・よし!!!!行くぞ!!!!
ここで、エンディングへ向かう合図のロールや目立つフィルインをかまします。
きっと、ここでみんなの気持ちが一つになって、
無事、終曲。そして、ここからが大事。
そこから絶対に気持ちは切り替えて、次の曲に向かって下さいね!!
ライブ中のハプニングを引きずると、それ以降の曲におのずと影響が出てきますから、
もうミスった人も、そのライブ中は忘れてください。
。。。。ライブが終わってから、「あの部分ってさーー」と分析すればいいんです。
一度間違うと、その夜は落ち込むかもですが、次から間違えないように対策すればオッケーですよ☆☆☆☆
ドラムが曲を間違えたエピソード!
ちなみに自分事ですが、
1回だけの部分を2回繰り返してしまい(しかもコーラス歌っちゃってもう迷走)
ステージの中音もなんかゴッチャリしてて、頼りの弦楽器の部分も聞こえない・・ってハプニングがありw。客席は「そういう曲だと思ってた」そうです。
そこで、自分が考えた対策は「フィルイン入れて“ここは1回の場所だよ”と自分と
メンバーに合図する」でした!
おかげさまで、それ以降のハプニングはまったく無いです。
ステージ上のハプニング解決法まとめ!
完璧にライブが進行するのが理想的ですが、どうじてもトラブル・ハプニングは
避けられないですよね。
「ドラムに合わせるか・歌に合わせるか」など
メンバー同士であらかじめ話しておくと、後で笑い話になる事も多いです。
ステージング同様、ミーティング内容にしていただく事をおすすめします!